たずたずし
めっきり夕暮れが早くなりました。
万葉集に「夕暮れは道たずたずし月待ちて、いさせ我がせこそのまにもみん」という
歌があります。昔は電気もなかった時代、月のあかりが道を照らしてくれるということが
当たり前だったわけです。話は違いますが、水木しげるさんが、今の時代どこにも暗がりがなくて
妖怪の居場所がなくなった、と言ってました。そういえば最近妖怪見ませんね。
物事も同じで、曖昧ではっきりしていないことの方がいいときも往々にしてあります。
物事に白黒つけすぎるのも考えもの、こんなことにも通じますね.(S)