ビビアン・リー
ビビアン・リーと言えば、「風と共に去りぬ」ですが、この間「哀愁」という作品を
観ました。私の認識不足でしたが、この女優さんとてもいいですね。
スカーレット・オハラのイメージが強すぎたせいか、彼女のイメージは、とにかく強い女。
南北戦争をたくましく生き抜いたたくましい女。この「哀愁」の主人公は、戦争に人生を
翻弄された、薄幸な女。モノクロのビビアン・リーは、艶っぽくてどこまでも美しい。
とても良くできたメロドラマです。男と女のすれ違いが引き起こす悲劇とその結末。
日本公開時絶大な人気があったそうな。このあと日本では、「君の名は」が公開されます。
これもメロドラマの教科書。そういえば、もう一つ、メロドラマを紹介します。
淡路恵子の「この世の花」です。耐えて耐えて、そして耐えて、最後に結ばれる2人。
運命とすれ違い、誤解と後悔。このあたりがてんこ盛りです。
淡路恵子の美しさが際立ちます、島倉千代子もチョイ役で出ていましたね。